Wednesday, November 17, 2010

フェラーリとアロンソのレース中の無線での会話が公開された。

 レース最中には放送されていなかったアロンゾと彼のエンジニア、アンドレア・ステラとの無線での会話が公開された。やはりフェラーリチームがどれだけウェバーに集中して作戦を練っていたのかが浮き彫りにされている。

 またアロンソがフェラーリに対してマッサを使ってウェバーのペースをコントロールしてくれといった要求なども見てうかがえる。

9周目

アロンソ、 バトンに対して1.7秒遅れ。ウェバーに対しては1.4秒先。アロンゾのチームメイト、マッサはウェバーに0.8秒遅れ。

アンドレア・ステラ「今度はウェバーより0.3も速かったぞ。マッサもどんどん追いついてきている。」

12周目

ウェバー、ピットイン。

アンドレア「ウェバーはピット入りした、ベッテルはハミルトンに追いつかれてきている。」

アロンソ「もしフェリペがウェバーを追い抜けそうならフェリペをピット入りさせろ。」

アンドレア「それについてはこっちでも考えていたところだ。今はバトンに集中してくれ。」

14周目

マッサ、ピットイン。

アロンソ「フェリペの方はどうだ?」

アンドレア「ウェバーの後ろに着いた。」

15周目

アロンソはフェラーリに16周目にピット入りするようにと伝えられる。

アンドレア「OK,今すぐにピット入りしてくれ。」

アロンソ「了解。」

アンドレア「これで、ウェバーと本当に近くなるはずだ。君が先だろう。」

17周目

アロンソはウェバーより1.1秒先でペトロフ(ルノー)の1.5秒後ろ。

アロンソ「状況の方はどうだ?」

アンドレア「まずルノーを追い抜かないと駄目だな、ペトロフはもうピットし終えている。そしてその次はロズベルグだ。」

22周目

アロンソはペトロフに0.5秒遅れ。

アンドレア「全力を尽くして頑張っているとは思うが、ペトロフを追い抜くことは絶対に不可欠なんだ。」



ソース:http://www.f1fanatic.co.uk/2010/11/17/alonsos-role-in-ferrari-strategy-revealed-in-pit-messages/

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